いきつくところは

ボアアップ

行き着くところはボアアップ

パワーアップでボアアップに勝るものは無し

ということで

アドバンス・プロのボアアップキット装着

キット内容です。

スキッシュエリアが調整されたヘッド

ボアアップシリンダー

コーティングされた47mmピストン (ピストンサイドのコーティングはスグ剥げます)

この他にガスケット類 ピストンピン サークリップが付属します

スキッシュエリアをアルミ研磨剤で鏡面?仕上げしました。 2007,8,25

まずはポートを見てみると、バリは出ていないが面取りされていないので

リューターで角を丸くしておきます。

この手のものは必ずポートのバリ取り/面取りしておかないといけませんね。

後でエンジンを開けてみると面取りが甘かったのか若干縦傷(触っても分からない程度)が付いてしまいました。

ポート開き始めです

ポートは若干スクエアですが開き始めはかまぼこ型になっています

上面より22mmありました。かなりハイポート(高回転向き)かと思われます。

掃気入り口です

スムースな掃気のためナイフ状に鋭角にしておきます

基本的な組み付けはオーバーホールと変わりません。

ただしピストンは掃気と排気を間違わないようにしましょう。

間違って組んでしまうと、エンジンは掛かるものの、走ることは出来ません。

ちなみに100kmほど走行した後のピストンです。コーティングがはげています・・・

  今回はオイルポンプを1.6倍増量タイプをオークションで購入しました  

 

ガスケット有

そのまま 組み付けて走行すると低回転にパワーが無いため圧縮圧力を測定してみると7.25kg/cm2程度しかありませんでしたので

ガスケットをはずしてみると8.4kg/cm2程度まで上がりました。

低回転の走行もかなり改善されました。

もっと圧縮を上げて10kg/cm2くらいまでにしたいが、面研するしかありません。

本当にスキッシュエリアが最適になっているのだろうか・・・デトネしないように余裕を持っているのか・・・

 

ガスケット無し

 

 

1.6倍増量オイルポンプをつけたとはいえ、慣らし中は混合オイル1/50で100km 1/100で100kmで走行をお勧めします。1回の給油で約100km走るから、2回給油分走行すれば慣らし完了でしょう。

ちなみに1/50とはガソリン4リットルでオイル200cc入れることになりますが、白煙でまくりです・・・

慣らし中は30km/h前後をリミットとして100km走行したほうがいいでしょう。

と言っても30km/hで走るとあぶないので40km/hくらい出してしまいますが、7600rpmも回っています。フルノーマルで6000rpmまでしか回らないので、すでに高回転まで回って いることになりますが・・・

 

なんと、全開走行で10200rpmまで回りました。

最高速まではチャレンジしていませんが、回りきっているような感じです。

75km/からも まだ加速する 余裕があります。

 

当たり前ですがボアアップするとマフラー音は大きくなります。

またアイドリング時や低回転での振動も大きくなります。不安に思うかもしれませんが、逆にやる気十分が伝わってきます!?