キャブを逆の手順で組みつけていきます。
組み付ける際に汚れやゴミが入らないようにします。
初めてのキャブ洗浄は1時間以上かかりました。ディオはエアクリやプレスチックのカバーが多く時間がかかってしまいます。
さて、エンジン始動ですがキャブ内にガソリンが無い場合 キック! きっく! kick! を30発くらいしたらエンジンがかかるようになりました。
エンジンが十分に暖まったらアイドルスクリューを閉めた状態から徐々に緩めていき、1800±100rpm(整備マニュアル参照)まで上げていきます。
あまり回転数が低いと(1000rpm付近)エンジンが止まってしまいます。燃料がもったいないので1500rpm程度にしておきます。
次にエアスクリューですが閉めた状態から1+3/4回転戻しが基準値です。(整備マニュアル参照)1回転以下または3回転以上の場合はSJを変更しなければなりません。
基準から1/8回転づつ閉めていき アクセルを急に開けるとワンテンポ遅れてエンジンが回るようになります。これがガスが濃い状態です。
カブッている状態。
基準から1/8回転づつ緩めていき アクセルを急に開けるとアクセルレスポンスが良くなっていきますが、更に緩めていくとエンストしそうになります。これがガスが薄い状態です。(ゆっくり開けるとエンストはしない
けど)
エンストせずアクセルレスポンスがいいところを探していきます。MAX3回転だそうです
エアスクリューはアイドリングからスロットル25%までの燃調を兼ねています。
薄いとアクセルレスポンスはいいがパワーが無い 濃いと吹けが悪いがパワー感があり 始動性が良くなります。 |